【9/7までマンガワン配信中】漫画「響~小説家になる方法~」がかなり面白かったので紹介したい。
2017年のマンガ大賞を受賞した人気漫画「響~小説家になる方法~」
これがかなり心に響く作品だったので、紹介したい。
序盤のあらすじ、主人公のキャラクターを中心に、極力ネタバレを避けて書きます。
3巻の表紙が1番好き
序盤のあらすじ
出版業界の不況を嘆く、とある文芸編集部。そこに一通の新人賞応募作が郵送される。
データ応募のみという募集要項すら守れない作品。封すら開かれずにゴミ箱行きになってしまう。
それを救ったのが熱意のある若手編集者「花井ふみ」
「時代を変えるのはいつも一人の天才だ」類い稀なる文章力と感性に感銘を受けるが、なんとこの作品、住所もなければ電話番号すら書いていない。
分かっているのは名前だけ「鮎喰響」この漫画の主人公である。
なにかとトラブルの多い「鮎喰響」の生活と、彼女を見つけ出したい「花井ふみ」
2人は出会うことができるのか?というのが序盤のあらすじ。
「鮎喰響」という人物
鮎が喰うと書いて鮎喰(あくい)。15歳の女子高生。月に20から30冊も読むくらい本が好き。読むのも書くのも好きだ。非常に秀でた文才と感性を持っている一方で、社会的な常識が通用しない部分があり、歯に衣着せぬ言動や突発的な行動が目立つ。「自分の感性に従っているだけ」という発言がこの人物を物語っている。
それゆえにトラブルも多いが、破天荒で筋の通った性格が解決していく。そういうところもこの作品の面白さだと思う。
難しい性格ではあるが、小説家に会うと顔を赤らめながら握手を求めるなど可愛らしい一面もある。(というか「かわいい」と思う場面が非常に多い)
「鮎喰響」の感性に触れてもらいたい
天才作家「鮎喰響」の源には彼女独自の「人間観」や「死生観」と「一途な小説への想い」が秘められていると思う。
「人の心を動かすのが小説家の仕事」彼女の小説に対する高い理想とリスペクト。独特な感性が心に響く。作家を目指す人やクリエイティブな仕事、趣味を持つ人には大きな刺激になるはずです。
響がかわいくてかわいくて仕方がない…
なんやかんや言ってはいるが、ようするに響がかわいいのだ。ここ数年出逢ったキャラクターでダントツに好き。強面で難しい性格。彼女特有の「凄み」に反して、小説に対する純粋な気持ち、時折見せる笑顔や子供っぽい行動に心を奪われてしまった。いわゆる「ギャップ萌え」の典型なのだろうが、ここまでドハマりするキャラクターは久しく出てこなかった。ハマる人にはかなりハマるキャラクターだと思う。ぜひ一度、彼女の人間性を覗いてもらいたい。
おわりに
極力ネタバレを避けたこともあって「響愛」が伝わるかどうか不安ですが、かなり面白い作品なのでぜひ読んでいただきたいです。
意外とAmazonのレビューが低くて驚いたんですが、これも彼女の天才性の証明なのかなと思います。
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9月14日からの実写映画の公開を記念して、現在スマホアプリ「マンガワン」にて9巻まで無料配信されています。
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9月7日までを予定しているようなので、これを機会に一読してみてはいかがでしょうか。
pixivコミックでも序盤の試し読みが配信されています。