競馬好きが「ウマ娘プリティーダービー」第4話を語る【アニメ感想】
第4R「特訓ですっ!」
皐月賞の敗戦から「打倒セイウンスカイ」のために特訓する回です。
※※※実際のレース・出来事を交えた感想になるので、今後のネタバレになる可能性があります※※※
【第3話感想】はこちら
ハルウララ帰還!
待ってました!最近出番の少なかったウララ登場!
史実同様高知競馬でデビューしておりました。
結果はなんと5着!大健闘ですね。※実は5頭立て最下位(小声
ん~まぁ「ウララは一生懸命でいいねっ!」
サイレンススズカの今後
スズカの今後のレースについて言及されました。
宝塚記念→毎日王冠→天皇賞秋という98年サイレンススズカと同じローテーション。
実際のスズカは天皇賞秋で悲劇に会ってしまうわけですが、作中ではどう描かれるか。
故障から長期離脱程度のことはあるかも。
トウカイテイオーの有馬記念じゃないけど、1年ぶりの復活になる99年天皇賞秋というifストーリーを期待したい。
実際はスペちゃんが勝ったレースなので、展開的にもおもしろいし泣ける(妄想
タイキシャトルとの模擬レース
皐月賞の敗戦を「坂での加速力」に着目したトレーナー。
克服させるために模擬レースを計画します。
乗り気な「スピカ」のメンバーと違って模擬レースに反対するスズカ。
史実では前年のマイルチャンピオンシップで、タイキシャトルを相手に大敗しているので、裏設定的にそういうところもあるのかもしれない。
「ハウディよ~」
エルちゃん同様外国産の馬なので、英語もペラペラです。
おそらくグラス、ヒシアマ姐さんも(ああ見えて)しゃべれるはず。
そんなこんなでタイキシャトルとの坂路併せウマ調教開始。
途中シャトルの走法から細かく脚を動かす「ピッチ走法」を取得。
実際の競走馬もピッチ走法の方が坂コース得意と言われていますが、タイキシャトルは別にピッチ走法だったわけではないです。
伝説の追い込み馬として地上波番組でも取り上げられるブロードアピール。
彼女はピッチ走法として非常に有名な1頭です。
脚の回転が桁違いですね。
模擬レースは僅差でタイキシャトルに軍配が上がる。
とはいえ年齢差もあるなかで、これだけ接戦なら立派です。
スリップストリーム現象や外を回るロスを作って、シャトルが弱く見えないようにケアしているのがナイス。
エルちゃんのNHKマイル
「強いものは強い!!」という実況は実際のマイルカップでの青島アナウンサーから。ちなみに上記のブロードアピールのレースも青島アナ
レース後の会見でダービーへの出走が名言される。※通称マツクニローテ(後述
なお、2着に入った真っ黒い勝負服のウマ娘は、実際のマイルカップで2着だった「シンコウエドワード」がモデルと思われる。
ここから史実と異なるifストーリーに入って行きます。
当時のダービーは内国産の馬以外出走できず、外国産のエルちゃんは出走できませんでした。
今後出演予定の「マルゼンスキー先輩」も外国産馬でダービーは不参加。
主戦の中野渡騎手が「28頭立ての大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキーを日本ダービーで走らせてくれ。そうすれば、どの馬が一番強いかわかる」と語ったのは有名な話。
感想
人参持って散歩してるおっさんや、1話からちょくちょく見切れているオグリキャップなど小ネタもおもしろいし、今回はリギルのメンバーも存在感あってよかったです。
次回以降は史実と異なったifストーリーに突入することになり、今後の展開が楽しみ。
小ネタ
・エルちゃんのCM
2011年JRAのCMが元ネタ
・ピーーーキロ増えた体重
皐月賞のスペシャルウィークはプラス10キロだった。
・ゴルシ「スペー目隠し取っていいぞー」
目隠しされたのはお前だ!
2015/06/28 第56回 宝塚記念(GⅠ)【ラブリーデイ】 - YouTube
・マツクニローテ
エルちゃんのNHKマイルカップ→ダービーのローテは、松田国英調教師が取り入れた従来の常識を打ち破る異例なローテーション。
ウオッカのお父さん「タニノギムレット」もこのローテでダービーを獲りました。