お金ないときにパチンコ打つと大概負けるらしい【プロスペクト理論】
20台ビジネスパーソンのバイブル「新R25」にこんな記事があった。
儲かった人っているの? 「よしもと仮想通貨ブームの今」をかまいたちに聞いてきた|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル
よしもとの芸人さんの間で仮想通貨が大ブームになっていたようで、そのことについて「かまいたち」のお二人にインタビューしたという記事。
このなかでかまいたち山内さんが興味深いことを言っている。
「ただ、借金して(仮想通貨)買った後輩はいますね。10万円くらいですけど。」
「でも、借りた金で投資したら9割ぐらい負けるっていうデータが出てるって聞いたことがあって。」
借金して投資をすると、損切りできないこともあって大概は負けてしまうらしい。
気になって調べてみると(残念ながら「9割ぐらい負けるっていうデータ」は見つからなかった)、どうやら「プロスペクト理論」という心理が影響しているようだ。
プロスペクト理論とパチンコ
例えば
「一発逆転を目指してリスクの大きい台を打ってしまい、さらに傷口を広げてしまった」
なんてことはパチンコユーザーなら誰でも経験したことがあると思います。
損失のある場面でさらにリスクを増やすのは非合理極まりない行動ですが、人間の心理として損失がある場面では損失を清算できないリスクを回避する傾向があるようで、そういった行動心理が「プロスペクト理論」というものらしい。
(参考:追いつめられると一発逆転を狙う心理「プロスペクト理論」 | Amaru.me-雑学さん)
(参考:プロスペクト理論とは?投資に活かす方法、あなたの知らない心理学の世界 | 1億人の投資術さん)
借金(損失)をして投資をしている時点でリスクマネジメントが破綻してしまっているわけで、そんな状況で投資をしてもまず勝てないですな。
お金がないときはリスクと見合っていない行動をしてしまう。
投資という観点でパチンコを打つならば、リスクマネジメントには細心の注意を払うべきなのですが、お金がないとどうしても一発逆転を狙いがちで非常にリスクが大きくなってしまいます。
ワタクシ自身
「給料日まで残り1万円…1パチ5スロでのんびり遊ぶかぁ」
からの
「ハネデジやジャグラーならワンチャンあるか…?」
ということをしょっちゅうやらかしております。
パチで勝つのはほんと難しいので、メンタル鍛えてしっかり立ち回らないとイカンですね。
投資家のバフェット氏の本とバフェット氏絶賛の「投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識」という本。投資家さんのメンタルを勉強したいなぁと思う。