2万円台で購入できる格安液晶ペンタブレット「XP-Pen Artist12」を購入しました。レビュー感想とか
10万円を越える商品も珍しくない液晶ペンタブレット界隈ですが、最近では非常にリーズナブルな商品も増えてます。
今回購入した「XP-Pen Artist12」は11.6インチとそこそこ大きめな作業エリアながら、2万円台で購入できる驚きの料金設定になっています。評判もよかったので購入してみました。
Amazon | XP-Pen液晶ペンタブレットXP-Pen Artist12
XP-Penはちょくちょく20%割引のキャンペーンを行っているので、欲しいものリストに入れておくことをおすすめします。Amazonのアプリが通知をくれるので。
スペック
解像度:1920×1080
表示色域:72%
大きさ:11.6インチ
筆圧感知:8192レベル
サイズ的にはやや小ぶりですが、フルHDの解像度と8192レベルの筆圧感知が魅力。
表示色域72%は90%を越える高スペック機と比べると物足りない数値ですが、普段安い液晶ディスプレイを使ってることもあって特に気にならなかったです。
ケーブルについて
本製品は液タブ本体とパソコンをHDMIケーブルでつなぐ必要があります。
そのため、普段使っているディスプレイとの兼用(デュアルディスプレイ)を考えているなら、パソコン本体にケーブルをつなげる端子が複数あるか?が重要です。
ウチのパソコンはHDMIケーブルの出力端子が1つしかなかったので、
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このようなDVIケーブルもしくは
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VGAケーブルと共用することになりました。
使用用途によっては一緒に買っておくといいかもしれません。ウチのパソコンにはDVIケーブルの端子がなかったので、事前にパソコンの端子を調べておくといいです。
ファンクションキーがなかなかよさげ
本体左部にはファンクションキーとタッチパッドがついている。
タッチパッドを指でスライドすると画面上のキャンバスが拡縮できる。かなり便利。
さらに6つのファンクションキーがついていて、ショートカットキーを設置できる。真ん中のボタンには突起がついており、見ないでも操作できるようになっていて親切な設計になってる。打感もなかなかよい。
ポインタがかなりズレる件
XP-Pen公式サイトよりドライバーをインストール。
クリップスタジオを起動し、さっそく試し描きをしてみると
かなりポインタがズレてしまった…
ちょっと不安になったけどパソコンの再起動をしたら直りました。
使用感
筆圧感知がかなり固く、力を入れないと感知しきってくれないという印象を受けた。今後設定いじりながらいろいろと試してみたい。
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板タブとの兼用
液タブのドライバーをダウンロード後、普段使っている板タブレットを使ってみると、筆圧を感知しなくなってしまった。
どうやら液タブと板タブの兼用はシステム上なかなか難しいようです。
液タブ慣れるまでは板タブと兼用しながらやっていこうと考えていただけに、困ったことになってしまったんですが、なんとこの液タブ
電源オフ時は板タブとして使える
ことに気がつく…!
これが非常にありがたかった。慣れるまでは板タブとしても使いながら描いて行こうと思う。
追記)自分のPCが低スペックなせいか、カラーの重めな絵を描いてるとポインタがフリーズしてしまうことがあった。PCのスペック次第では板タブとして使うのは厳しいかもしれないです。
おわりに
いままで液晶ペンタブレットの代用として、タブレット端末+スタイラスペンで絵を描いたりもしてたんですが、それとは比べ物にならないくらい描き味がよかった。
板タブとして使えるのも好印象で、まだ購入して数日ですが、値段を考えるととても満足度の高い商品です。
ペン設定とか筆圧設定とかいじりながら使ってみたい。
1~2週間程度使ってみて、またレビューしようと思います。
→おそらく自分のPCのスペックに原因あるんだと思いますが、やはり板タブとして使うのはちょっと厳しかった。
PC側のHDMI出力端子を使ってしまうのも困ったもので、現在の自分のPC環境だと使いこなすのが難しい…
モニター用のしっかりしたケーブルやスピーカーを購入してからまたチャレンジしてみようかなと思う。