安田記念の予想だぞん
2017安田記念の予想です。
馬場状況
まずは土曜開催のゴール地点のパトロールビデオを見てみましょう。
最終12Rこそ最内の馬が勝ちましたが、内目から10頭あたりの馬場がよさそうですね。
これだけ外に殺到する馬場状況では、追い込み馬は厳しいのではないかと思いますがどうでしょうか。
ちなみに昨年の安田記念はこんな感じで。
見た感じでは今年の方が明らかに外目の芝が綺麗ですね。
もっとも、安田記念本番までに5レースあるので、外も荒れてくる可能性もありますが。
展開予想
「明らかに逃げる馬」も見当たらなく予想するのが非常に難しいですね。
おそらくロゴタイプが先手を取ると思うんですが、サンライズメジャー、クラレントをはじめ、スタートのよいディサイファ、モレイラ騎手騎乗のコンテントメント、東京新聞杯を逃げ切っているブラックスピネルも少ないながらも可能性あるんじゃないですかね。
ロゴタイプはスローに落としたいタイプだと思いますが、他の馬がどうでるか。
先週のダービーはドスローの競馬になってしまい、批判の声も多く聞こえました。そういったことを考慮すると、ペースが落ち着きすぎるということはなさそうですが…
脚質について
馬場状況を考えると、よっぽどハイペースにならない限り、ある程度前にいないと厳しいんじゃないかなと。
外目のポジションを獲る先行勢よりも外から差してくることが必要になりますからね。
トーキングドラム、サンライズメジャー、レッドファルクスなどスタミナに不安のある馬が内にいるので、そこを割ってこれる馬がいれば有利になるかもしれません。
また、おそらく逃げを主張するロゴタイプが内目の馬を掃除してくれるはずなので、それよりも外にいるヤングマンパワーやステファノスは楽にポジションを獲れるかもしれないですね。
気になる馬の短評
2ディサイファ
昨年のマイルチャンピオンシップは不利がなければ上位に来ていた内容でした!しかしその後の成績イマイチで。調教も動いているので一発あるかもしれませんが。
4アンビシャス
かかってしまう馬なのでマイル転向はプラスになると思います!とはいえスローの可能性もあるこのメンバーでは、やはりかかってしまう可能性も少なくないのではないでしょうか。
5コンテントメント
昨年は最下位でしたが、それでもまた来日するということは手応えあるのかもしれません。モレイラ騎手が乗るのも魅力です!
6レッドファルクス
1600に対応できるかどうかですね。デビュー2戦目では1.3差と大敗してしまいましたが。スローペースの内で脚を溜めて直線捌ければ一発あるかもしれません。まあでも現時点で3番人気じゃあ買えないかなぁと。でもデムーロ騎手乗ってるので怖いです。
まずないと思いますがダートでも結果を残している馬なので、ゴールドシップの皐月賞みたいに荒れ馬場の最内突いてくる可能性もあるかもしれないです。
7グレーターロンドン
とんでもない末脚を持っています!次世代のスター候補の一頭ですね!
ですが、ハイペースになったら末脚鈍るだろうし、スローならかなりの大外を回ることになるだろうし、と不安要素が大きいです。インを突ければ可能性もあるかもしれないですが、脚下に不安のある馬なので荒れ馬場でレースを進めることはしないと思います。中間にはツメの状態が悪くて回避するかもしれないとの報道もありました。
8エアスピネル
1400Mの距離短縮から京都金杯を勝ち、「マイルのレースに慣れたらかなりの馬になるかも」と思ったんですがイマイチパッとしないですね。
前走は得意の京都だったんですがイスラボニータに敗戦してしまいました。
10クラレント
展開向きそうですね!岩田騎手ということもあり、もしかしたら一発あるかもしれないです!
11ブラックスピネル
音無調教師のコメントを見ると先行しそうですね。逃げ先行で上手い松山騎手なのもいいんじゃないでしょうか。
エアスピネルやイスラボニータとの比較で考えると、もっと人気していい馬だと思うんですが、デムーロ騎手からの乗り替わりが嫌われてるのかオッズに旨味があるように見えます。
12ビューティーオンリー
香港マイルを見る限りでは外差し得意なタイプかなと思います。内から差して来れれば一発あるかもしれないですが、他所の騎手の進路を空けるようなことはしないのではないかと思います。
14サトノアラジン
1番人気のマイルCSでは直線で不利があり、続いての香港と京王杯は馬場が原因での敗戦だと思うので人気落ちすぎなんじゃないでしょうか。
昨年のように8番手あたりで競馬ができれば面白いかもしれないです。とはいえ、馬群を捌けないリスクは当然ついてくるわけで、どうでしょうかね。
15イスラボニータ
ルメール騎手に乗り替わってからは非常に安定感がありますね!
前走は狭いスペースを割ってきたように器用な脚があります。ただ枠順がどうでしょうか。差し競馬を選択すれば大大大大外を回される可能性が高く、先行競馬を選択すればロゴタイプにカットされる可能性がでてきて難しいレースになるかもしれません。
器用な脚を活かして内に潜り込めればロスなくレースを運べそうですが、やはり詰まってしまうリスクが生じてしまうわけで、1番人気の馬でそういうことができるかどうかでしょうか。
16ロゴタイプ
昨年の優勝馬です!モーリス、グランプリボス、ショウナンマイティ、ストロングリターンなどなど、過去に好走していた馬の活躍が目立つ傾向のあるレースなので、こちらも続けるかどうか。
ですが、昨年はさすがに展開恵まれすぎかなぁ。今年はフレグモーネでダービー卿CTを回避したこともあり順調さを欠いているところもあります。
ちなみにですが昨年は6月5日のロゴの日開催でした。笑
17ヤングマンパワー
前走は苦手な上がり勝負のレースながら3着と頑張りました!「先行したいけどペースが落ち着くとダメ」という好走条件が必要です。内のロゴタイプが逃げを主張すれば楽に先行できると思うので、あとはペース次第ですね。ちょいスロー程度なら好走期待できると思います。
18ステファノス
同舞台の富士Sを勝って以来久しぶりのマイルとなります。天皇賞秋でも好走しており東京適正も高いです。
うまくポジションが取れれば好走確率高いと思うんですが、戸崎騎手がどう出るか。
結論
◎エアスピネル
枠順やポジションを考えると1番リスクの少ない馬だと思います。
気になるのは過去3戦すべて外目外目を回ってることでしょうか。賞金的に安田記念に出走できるか微妙だったこともあり安全策を取っていたと思いたいですが、もしかしたら被されるとダメな馬の可能性もあります。菊花賞では4コーナーでイン突いてたんで大丈夫だとは思いますが。
○ヤングマンパワー
展開も馬場も向く可能性が高く、同舞台の富士Sでイスラボニータに勝っていることを考えれば一発の可能性もあるのではないかと思います。
▲ブラックスピネル
先行有利と予想するなら外せないですね。特に欠点も見られないので期待できるのではないでしょうか。
△ステファノス
不安はスタート後のポジションくらいで比較的リスクの少ない馬ではないでしょうか。
買い目
これが1番難しい(;^ω^)
展開やポジション次第で浮上してきそうな馬も多いです。
上記4頭のワイドボックスと◎からワイド3頭流しで行こうかなぁ。